5度の岩戸閉め ・岩戸開き ・建替え建直し 月の光 > 5度の岩戸閉めとは?
  天体の配置
(新しいウィンドウで開いています)
          
5惑星「手携え」西の空に
                                  毎日新聞、平成14年4月8日朝刊


                   
                          GW前後 日没直後 天体ショー


 【 ワシントン時事 】
米国立海軍天文台などの天体観測専門家によると、4月中旬からゴールデンウィーク(GW) を挟んで5月12日ごろまで、日没直後の西の空に水星、金星、火星、木星、土星、の太陽系5惑星が固まって見える珍しい現象がおきる。ほぼ世界中で肉眼で見ることができるという。
 これについて、ミシガン州立大学の天文学者ロバート・ビクター氏は
 「今世紀中にどうようの現象が起きるのは40年9月、60年7月、2100年11月の3回だが、このうち肉眼で5惑星が見られるのは60年だけ。しかも、今年のほうが条件がよい」
と語っている。
 ハーバード・スミソニアン天文物理学センター(マサチューセッツ州)のフィリップ・サドラー科学教育局長も
「今生きている人にとっては、おそらく人生で1回きりの経験になるだろう」
と指摘。肉眼で観測できるというこの現象は、日本でも楽しめるはずだ。




         ベツレヘムの星?3惑星が正三角形
                ハイライト1
 サドらー局長によると5つの惑星が見える期間でハイライトは2回ある。最初は5月5日。 火星と土星、金星が西の空できれいな正三角形を形成する。イエスが誕生した際、東方の三博士を導いた「ベツレヘムの星」は、この3惑星の集合だったのではないかと同局長は推測している。
 2000年以上たって、イスラエル・パレスチナ紛争の激化で今注目を集めているベツレヘムの頭上に再び3惑星が輝くのは、何かの因縁かもしれない。



        「愛と美の女神」 「戦いの神」 合体
                ハイライト2
 
 第2のハイライトは5月10日。この時は、火星と金星が非常に接近して見える。このため、「戦いの神」を意味する火星と「愛と美の女神」を意味する金星が、あたかも合体したかのようになるという。



このページのトップに戻る



All Right Reserved (C) 月の光
tukinohikari@msn.com