駒形神社(水沢の本社)【1】トップページ|岩手県

マピオン地図
岩手県奥州市水沢区中上野町1-83
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参拝履歴

訪問日:平成17(2005)年10月15日(土)

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拝殿

駒形神社(水沢の本社)

ご祭神

天照大御神
天之常立尊
国之狭槌尊
吾勝尊
置瀬尊
彦火火出見尊

本殿

駒形神社(水沢の本社)

奥宮・2つの里宮・本社の関係

・駒ヶ岳山頂の奥宮
・盛岡藩側の岩崎の里宮・駒形神社
・仙台藩側の金ヶ崎の里宮・駒形神社
・奥州市水沢区の本社・駒形神社

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 元々は駒ヶ岳(→マピオン地図)の南方大日岳山頂奥宮があり、近世になって駒ヶ岳山頂に遷座した。駒ヶ岳は仙台藩盛岡藩の境界であり、20年ごとに両藩が費用を出しあって社殿を改修していたという。

 駒ヶ岳山頂の奥宮は参拝が困難であり、かつ、女人禁制であったことから、仙台藩・盛岡藩それぞれが麓に里宮を作り、駒ヶ岳山頂の奥宮から神霊を勧請して祀っていた。
 仙台藩側の金ヶ崎の里宮・駒形神社は金ヶ崎町西根字雛子沢にあり、第二次大戦後は本社から分かれて独立の神社となっているが、現在も奥州市水沢区の本社・駒形神社との関係を保っている。
 盛岡藩側の岩崎の里宮・駒形神社は岩手県北上市和賀町岩崎18地割(旧、和賀郡岩崎村)にあり、現存しているが奥州市水沢区の本社・駒形神社との関係は絶たれている。

 元々、現在の本社の所在地には鹽竈神社があった。
 鹽竈神社は、安倍貞任征伐のため源頼義・義家親子が宮城の鹽竈神社に祈願し、凱旋の後に鹽竈神社より当地に勧請して創建したものであった。
 明治4年、駒形神社が国幣小社に列せられる際、奥宮・里宮とも参拝に不便であるとして、当時の水沢県の県庁に近い鹽竈神社の本殿(現在の駒形神社本殿)を仮遥拝所とした。

 明治7年、社殿を改修して正式な遥拝所とした。
 明治36年、奥宮の神霊を遥拝所に遷座し、元は鹽竈神社の社殿であったもの一切を駒形神社に編入した。
 鹽竈神社は境内別宮であった春日神社に合祀し、春日神社の社名を鹽竈神社に改めた。

 鹽竈神社
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 駒形神社奥宮の遥拝所
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 駒形神社奥宮を遥拝所に遷座
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 その結果、鹽竈神社は境内別宮であった春日神社に合祀
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 春日神社の社名を鹽竈神社に改める。

 玉突きに似ている。