大島神社(おおしま)【3】文献に掲載されている由緒書き|宮城県

マピオン地図
宮城県気仙沼市字亀山1( いつもNAVIによる広域地図
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文献に掲載されている由緒書き

『全国神社名鑑』(史学センター)に掲載されている由緒書き

 亀山の中腹にある大岩石を、古くから神体として倉稲魂命を祀る。
 延喜式内社で、地方の信仰が厚い。
 現在では一般に田の神様として人々の崇敬があつい。
 近郷はもとより遠くは岩手県南部からも崇敬者の参拝が多い。

その他の文献

宮城県神社庁の御崎神社(おさきじんじゃ)から引用。

 この大島神社は(気仙麻大嶋神社・桃生郡六座の一)。
 地理的に考え又、観跡聞老志、封内風土記、吉田博士の説に従って間違いのない事である。
 創祀年代は明らかではないが、古くよりこの地に鎮座有りて、大島の産土神として奉られた。
 延喜の制、名神大社に列し「三代実録」に、清和天皇貞観元年(859年、平安時代)正月27日条に従五位下より、従五位上に昇叙の事と見ゆる。これは、天皇ご即位に際しての御進階にして、当国においては、気仙麻、志波彦、志波姫、拝幣志、零羊崎の諸神と同時に昇叙した。
 大島神社は別名「御田の神様」と言われ、御祭神は、「倉稲魂神」(うがのみたまのかみ)です。
 「倉稲魂神」は農耕、収穫、商売繁栄の神様として各地に「お稲荷さん」として奉られている。