マキノ町の大處神社(大処神社)【3】文献に掲載されている由緒書き|滋賀県

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滋賀県高島市マキノ町森西175( いつもNAVIによる広域地図
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文献に掲載されている由緒書き

『全国神社名鑑』(史学センター)に掲載されている由緒書き

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滋賀県神社庁の大處神社〔大処神社〕(おおところ)からの引用

 滋賀県神社庁の大處神社〔大処神社〕(おおところ)からの引用

 天智9年の創祀で、式内社である。
 元国主大明神と称して大地主命即ち大国主命の荒魂を祀る。
 この地は往古の高島郡十郷の一で、大処郷と伝えられ、その総社である。
 明治9年村社に列せられ、同14年郷社に昇格する。
 また同45年神饌幣帛供進神社に指定される。
 社伝に大処神社社地及び其近傍で大地主大神営田の時、白猪白馬白鶏を以て御歳神を祀られたことの縁故で祈年祭には献猪の式があった。
 後猪のない時は調布八反を以て、これに代えてきたが遂に絶えている。
 正月元旦祭の御供調理は古代より宮中、伊勢神宮に因んだ特殊神饌を奉献している。
 摂社酒波神社は、貞和5年の勧請である。
 当時酒波より勧請の途中、新保村で村人等が笹粽、濁酒、鮒ずし、大豆、大根漬等を供えたことより、今も例祭のとき、還り馬場の神輿に進献の例が残っている。