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  伊邪那岐尊・伊邪那美尊の国生み(島生み)〜二島・八島・六島
 

 千引の岩戸開きを知らせるのは『新版 ひふみ神示』をおいて他に書は無いと思うので、国生み(島生み)の解題は『新版 ひふみ神示』の記述に準じて行います。

 『古事記』が書記された時代の制約のため、伊邪那岐尊と伊邪那美尊の国生みが未完に終わっていること、私たちの時代に千引の岩戸開きが行われること、那岐那美両神は未完の国生みを完結されること、これらのことに『古事記』では触れられていません。

 上のように『古事記』には書記された時代の制約がありますが、しかし、聖典としての位置が揺らぐものではありません。あくまで、書記された時代の制約があるだけです。


 『新版ひふみ神示』第六巻日月の巻第二八帖 では
 「この巻(月の巻〜第六巻日月の巻第二八帖から第四十帖)役員読むものぞ」と但し書きをして、「おのころの国成り」について触れています。

 おのころの国成り、この国におりましてあめとの御柱見立て給ひき。茲に伊邪那岐命伊邪那美命島生み給ひき。初めに水蛭子(ひるこ)、淡島(あわしま)生み給ひき。この御子国のうちにかくれ給ひければ、次にのりごちてのち生み給える御子、淡道之穂之三別島(あわじのほのさわけしま)、伊予の二名島(ふたなしま)、この島愛媛(えひめ)、飯依比古(ひひよりひこ)、大宜都比売(おおけつひめ)、建依別(たてよりわけ)という。次、隠岐(おき)の三子島(みつこしま)、天之忍許呂別(あまのおしころわけ)。次、筑紫島(つくししま)、この島白日別(しらひわけ)、豊日別(とよひわけ)、建日向日豊久土比沼別(たけひむかひとよくづひぬわけ)、建日別(たてひわけ)。次、伊伎島(いきしま)、天比登都柱(あめのひとつはしら)。次、津島(つしま)、天狭手依比売(あめのさてよりひめ)。次、佐渡島(さとしま)。次、大倭秋津島(おおやまとあきつしま)、天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)。次、吉備之児島(きびのこしま)、建日方別(たてひかたわけ)。次、小豆島(あづきしま)、大野手比売(おおぬてひめ)。次、大島(おおしま)、大多麻流別(おおたまるわけ)。次、女島(ひめしま)、天一根(あめひとつね)。次、知詞島(ちかのしま)、天忍男(あみのおしを)。次、両児島(ふたこしま)、天両屋(あめふたや)、二島、八島、六島、合わせて十六島生み給ひき。

     =====  以上は、下の表に示してある  ======


 次にまたのり給ひて、大島、小島、生み給ひき。淡路島(あわじしま)、二名島(ふたなしま)、おきの島、筑紫(つくし)の島、壱岐(いき)の島、津島(つしま)、佐渡(さど)の島、大倭島(おおやまとしま)、児島(こじま)、小豆島(あづきしま)、大島(おおしま)、女島(ひめしま)、なかの島、二子島(ふたこしま)の十四島、島生みましき。

     =====  以上も、下の表に最初の二島八島六島との対応関係を示してあります  ======


 おのころ
  おのころ島   比定地と祭られている神社
おのころ島(1) 日本列島が「おのころ島」  出口王仁三郎は日本が「おのころ嶋」であり、かつ、日本が大宇宙の中心であるとしている。
 こう捉えた場合、自転倒島を祭るのにふさわしいところは、伊勢神宮かもしれません。

おのころ島(2) 和歌山県の友ヶ島(友が島)〜伊邪那岐尊・伊邪那美尊以前の「おのころ島」 和歌山県の友が島(沖の島・神島・虎島・地ノ島の4島の総称)を「おのころ島」と捉える。
   → マピオン地図
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友が島(沖の島・神島・虎島・地ノ島の4島の総称)

おのころ島(3) 沼島〜伊邪那岐尊・伊邪那美尊の時代の「おのころ島」


     こちら →
兵庫県南淡路市沼島を伊邪那岐尊・伊邪那美尊の時代の「おのころ島」と捉える。
   → マピオン地図
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沼島と上立神岩(天之御柱)
沼島のおのころ神社

おのころ島(4) 榎列のおのころ島神社
 → マピオン地図
南あわじ市榎列のおのころ島神社

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大和大国魂神社(二之宮)の氏子が創建した。

おのころ島(5)  絵島
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(淡路島)淡路市岩屋

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明石大橋を降りて岩屋神社へ向かう手前にあった。
「おのころ島」と紹介されることが多いが、「おのころ島」であるという実感を感じることは出来なかった。
 二島
御子(島)生み   別 名   比定地と祭られている神社
水蛭子
(ひるこ)
 無し 徳島県阿南市の淡島神社周辺に蛭子(ひるこ)神社が多数配置されています。
淡島
(あわしま)
 無し 徳島県阿南市の淡島神社本宮と捉えています。
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 「 伊邪那岐命と伊邪那美命は水蛭子(ひるこ)、淡島(あわしま)という御子国のうちにかくれ給ひければ、次にのりごちてのち生み給える・・・」と水蛭子・淡島を生み上げた後の島生みの状況を伝えてくれている。以下の島生みは、那岐那美両神が水蛭子・淡島のうちにかくれて行ったものである。
 『新版 ひふみ神示』のように捉えるかどうかで、四国の位置づけが大きく変わってくるように思えています。

 八島
御子(島)生み   別 名   比定地と祭られている神社
淡道之穂之三別島
(あわじのほのさわけしま)
 無し
伊予の二名島
(ふたなしま)
 << 下の4つ >> 伊予の二名島の本宮の位置にある神社
恵依弥(えひめ)二名神社(愛媛県伊予郡松前町出作)

  → マピオン地図

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 平成13(2001)年8月の旅行記録を参照
  

愛媛
(えひめ)
恵依弥(えひめ)二名神社(愛媛県伊予郡松前町出作)
 マピオン地図

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 平成13(2001)年8月の旅行記録を参照
  

飯依比古
(ひひよりひこ)
飯神社(香川県丸亀市飯野町東二
 
マピオン地図

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 平成9(1997)年5月の旅行記録を参照
 

大宜都比売
(おおけつひめ)
一宮神社(徳島県徳島市一宮町西丁244)
 マピオン地図

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 平成9(1997)年5月の旅行記録を参照
  

建依別
(たてよりわけ)
 皆目見当つかず。ヘルプ!

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 平成9(1997)年5月の旅行記録を参照
  

隠岐(おき)の三子島
(みつこしま)
天之忍許呂別
(あまのおしころわけ)
筑紫島(つくししま) << 下の4つ >> 筑紫島の本宮の位置にある神社
温泉(うんぜん)神社 (長崎県雲仙市小浜町雲仙

  → マピオン地図

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 平成9(1997)年8月の旅行記録を参照
 

白日別
(しらひわけ)
筑紫神社(福岡県行橋市南泉7-13-11
  → マピオン地図


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 平成9(1997)年8月の旅行記録を参照
 
豊日別
(とよひわけ)
草場神社
 福岡県行橋市南泉7-13-11
  → goo地図
  → マピオン地図


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 平成9(1997)年8月の旅行記録を参照
  

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闇無浜神社
 大分県中津市大字角木
  → goo地図
  → マピオン地図

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  平成18年8月12日(土)に訪問。
  
建日向日豊久土比沼別
たけひむかひとよくづひぬわけ
 皆目見当つかず。ヘルプ!

 建日向日豊久土比沼別(たけひむかひとよくづひぬわけ)と建日別(たてひわけ)は探せていない。

 四国でも「建依別(たてよりわけ)」を探せなかったが、同じように「建」の字が当てられている。
 なにかあるのは分かるが。。。

建日別
(たてひわけ)
 皆目見当つかず。ヘルプ!

 建日向日豊久土比沼別(たけひむかひとよくづひぬわけ)と建日別(たてひわけ)は探せていない。

 四国でも「建依別(たてよりわけ)」を探せなかったが、同じように「建」の字が当てられている。
 なにかあるのは分かるが。。。

伊伎島
(いきしま)
天比登都柱
(あめのひとつはしら)
箱崎八幡宮(壹岐島)
長崎県壱岐市芦辺町箱崎釘の尾触823
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 平成18年8月6日に訪問し壹岐島に宿泊。
 平成18(2006)年8月6〜13日。
津島
(つしま)
天狭手依比売
(あめのさてよりひめ)
嶋大國魂神社
長崎県対馬市上県町御嶽
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 平成18年8月7・8日に訪問し壹岐島に宿泊。
 平成18(2006)年8月6〜13日。

佐渡島
(さとしま)
 無し

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 那岐那美両神の痕跡を探せるかと思って平成14(2002)年8月11〜12日に訪ねた時の記録はこちらの「佐渡島から羽黒山へ」をご覧下さい。

 
大倭秋津島
(おおやまとあきつしま)
天津御空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)
 六島
御子(島)生み   別 名   比定地と祭られている神社
吉備之児島
(きびのこしま)
建日方別
(たてひかたわけ)
小豆島
(あづきしま)
大野手比売
(おおぬてひめ)
大島
(おおしま)
大多麻流別
(おおたまるわけ)
本宮は宮城県の
計仙麻大嶋神社(けせまおおしまじんじゃ)
宮城県気仙沼市字亀山1番地 (大島)
 マピオン地図

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 平成18年5月6日に訪問。
 大島汽船(0226-28-2611)に乗り込んだとき、国常立尊よりの神告、
「大島、大多麻流別(おおしまおおたわるわけ)」
私「ここがそうなんですか」
「大島、大多麻流別(おおしまおおたわるわけ)」

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 摂社は伝えられているように多数ある。

女島
(ひめしま)
天一根
(あめひとつね)
平成18年8月の段階で、本宮の神社は不明。


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 平成18年8月9日に福岡県糸島半島の西側の沖にある女島を訪問。
 天照皇大御神よりの神告
 「ここは、摂社。本宮に行くべし」

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 平成18年8月11日(金)に大分県国東半島の東側の沖にある女島を訪問しようとすると天照皇大御神よりの神告。
 「ここは、摂社。本宮に行くべし」

知詞島
(ちかのしま)
天忍男
(あみのおしを)
両児島
(ふたこしま)
天両屋
(あめふたや)
 大分県の国東半島・両子山にある両子寺の奥之院が両子島の本宮の位置。
 日本で唯一神仏分離をまぬがれた神社だという。

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 平成18年8月12日(土)に訪問。


 六島の部分の本宮の位置は、伝えられているところとは大きく異なるところが多いのかもしれない。
(平成18年10月の感想)


 次にまたのり給ひて、次の十四島を生んだ。最初の二島・八島・六島との対応関係。
   
水蛭子・淡島との対応関係はなさそうだ。
御子(島)生み 二島・八島・六島との対応関係   備 考
淡路島(あわじしま) 淡道之穂之三別島
(あわじのほのさわけしま)
二名島(ふたなしま) 伊予の二名島
(ふたなしま)
おきの島 隠岐(おき)の三子島
(みつこしま)
筑紫(つくし)の島 筑紫島(つくししま)
壱岐(いき)の島 伊伎島
(いきしま)
津島(つしま) 津島
(つしま)
 八島の国生みでも津島、十四島の国生みでも津島。
 同じ名称になるのは、津島、小豆島、大島、女島の四島である。
佐渡(さど)の島 佐渡島
(さとしま)
大倭島(おおやまとしま) 大倭秋津島
(おおやまとあきつしま)
児島(こじま) 吉備之児島
(きびのこしま)
小豆島(あづきしま) 小豆島
(あづきしま)
 六島の国生みでも小豆島、十四島の国生みでも小豆島。
 同じ名称になるのは、津島、小豆島、大島、女島の四島である。
大島(おおしま) 大島
(おおしま)
 六島の国生みでも大島、十四島の国生みでも大島。
 同じ名称になるのは、津島、小豆島、大島、女島の四島である。
女島(ひめしま) 女島
(ひめしま)
 六島の国生みでも女島、十四島の国生みでも女島。
 同じ名称になるのは、津島、小豆島、大島、女島の四島である。
なかの島 知詞島
(ちかのしま)
二子島(ふたこしま) 両児島
(ふたこしま)



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