平成9(1997)年2月3日(月曜日)【4神社】、茨城県|聖地 日本の神社|「月の光」

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平成9(1997)年2月3日(月曜日)【4神社】、茨城県

 平成9(1997)年1月下旬の木曜日(1月30日ごろ)の夜のことだったと思う。
 私の隣で寝ている妻が急に起きて、私を揺り起こして、
「お父さん、地図もって来て」
 という。
赤土という名の大事な場所があるらしいのよ」
 夢の内容は覚えていないが、夢では関東近辺の「赤土」という場所だという。
「お父さんは、その場所には行かなければならない感じなのよ」
 私
「呼ばれたのかもしれないね」
 関東近辺の地図を調べてみると、茨城県の常陸太田市に「赤土」という地名があり、近くに東金砂神社と西金砂神社がある。
「この2つの神社のどちらかだろう」
 夢で見た場所の位置だと、西金砂神社だと思う、と女房はいう。
 次の2月3日が節分にあたっているので、節分の祝詞を奏上するために参拝することにした。
 日曜日のマージャン店の勤務を終え、月曜勤務を休み、茨城県に向けてカローラを走らせた。

平成9(1997)年2月3日(月曜日)【4神社】、茨城県へ・・

西金砂神社 茨城県常陸太田市上宮河内町1911
 2月3日早朝、勤務を終えるとすぐに茨城県常陸太田市に向けて出発した。
 茨城県常陸太田市の「赤土」に車(カローラ)が入ると、遠くから
「お〜〜い!お〜〜い!」
「こっちじゃ!こっちじゃ!」
 と呼びかけてくれる声がする。
 西金砂神社に向けて車を走らせると、日本昔話の「おむすびコロリ」に出てくるような里だ。
 のどかでとてもいい里だ。
 車で西金砂山に登っていくと、狭い車道を鹿が行きかっているような山だ。
 西金砂神社の駐車場に着き、神社の方に歩いていくと
「よく来てくださった」
「お前さんたちに頼みたいことがあっての」
「この場所は、日本の中でワシが一番好きなところでの」
この場所が海に沈むのが一番心残りじゃ
「この場所が海に沈まんように、お前さんたちからも神様にお願いしてくれんか」

 私は戸惑った。

 神社の御祭神から、
「西金砂山が海に沈まないように神様にお願いしてくれんか」

 とお願いされるとは思いもよらなかったからだ。

 神社の案内を見ると、大己貴命と国常立命と少彦名命を祀られているが、声の質調から大国主命(大己貴命)だろうと思った。

「大国主命(大己貴命)なのですか」

 と問うと
「お〜」
「ワシのことを覚えておいて下さったか」

 という。

「まず祝詞を奏上させてください」
「お〜!ワシのために祝詞をあげてくださるか」
「かたじけない、かたじけない」
「こちらじゃ、こちらじゃ」
 と道案内に立ってくださった。

 この西金砂山は、北で富士山を望める最北端の山だという。

 祝詞を奏上し
「今現在は人間の立場でどうしたらいいか検討つかないが、今後は神話や科学を学び、大国主命(大己貴命)の要請に応えられるようにやるだけのことはやってみる」
 と返答させていただいた。

 これ以降の私は、

「大国主命(大己貴命)の要請に応えられるだけのことを、果たしてやっているのだろうか?」
 と、よく振り返るようになった。

 西金砂神社は、西金砂山の頂上にある神社で、祭神は大己貴命と国常立命と少彦名命。


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岩船神社 茨城県常陸太田市
 岩船神社。

大洗磯前神社 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
 大洗磯前神社


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常盤神社 茨城県水戸市常磐町1-3-1
 常盤神社。