賀茂御祖神社の西側に三井神社(みつい)【1】ここだけは紹介しておきたい!|京都府

マピオン地図
京都府京都市左京区下鴨泉川町59( マピオンによる広域地図
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 平成21(2009)年5月5-6日(火・水)、京都市で周った神社

梶取社貴船神社(本宮)貴船神社(奥宮)の船形石貴船神社(奥宮)貴船神社(結社)
鞍馬寺鞍馬寺の不動堂鞍馬寺の魔王殿
河合神社下賀茂神社(賀茂御祖神社) 出雲井於神社(いずもいのへ)三井神社(みつい)井上社(御手洗社)
上賀茂神社(賀茂別雷神社)上賀茂神社摂社の片山御子神社神山(こうやま)深泥池(ミゾロ池)広沢池

賀茂御祖神社(下賀茂神社)と同一敷地内西側にある三井神社(みつい)・・

賀茂御祖神社(下賀茂神社)と同一敷地内西側にある三井神社(みつい)・・

賀茂御祖神社(下賀茂神社)と同一敷地内西側にある三井神社(みつい)

 『秀真伝(ほつまつたゑ)』でいう
 「別雷大神」とは瓊々杵尊のことであり、
 「御祖に仕ふ天君」とは彦火々出見尊のことであり、
 「御祖」とは鵜葺草葺不合尊のことである。
 ちなみに御祖神大神とは天照神のことだ。

ご祭神

東殿:伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと)
中殿:賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)

西殿:玉依媛賣命(たまよりひめのみこと)

伊賀古夜日賣命(いかこやひめのみこと)とは、
子守神の第三女の磯依姫であろう。

鴨建祗命、磯依姫、玉依姫のあらすじ・・

紀元前898,627年、豊玉姫は敦賀湾の気比の松原(推定地は神明神社)で鵜葺草葺不合尊を生んだ。

 そして、産後の体を休めているとき、彦火々出見尊に産屋を覗かれたことを恥じ、遠敷の宮に鵜葺草葺不合尊を預けおき、罔象女宮(貴船神社の奥宮)に身を隠した。
 翌年紀元前898,626年罔象女宮(貴船神社の奥宮)において、瓊々杵尊が葵葉(あおいば)と桂葉(かつらば)を用いた説得を行い、豊玉姫は心を許すことになった。

 紀元前898,626年のその時、瓊々杵尊から豊玉姫の弟・建祗命(たけずみ)に、

「豊玉姫を養うように」
 と詔が下され、河合の国(河合神社がある一帯か)を賜った。河合神社の北側には鴨御祖神社がある。

(※)紀元前898,626年のこの出来事が、

「太古鴨の大神が降臨された御蔭山
という伝承になったのかもしれない。

賀茂御祖神社周辺

彦火々出見尊は、瓊々杵尊が神上がられると、天照神からご指示どおり喪祭りを行う。
 それを喜ばれた天照神から「御祖に仕ふ天君」という讃え名をもらう。(P110)
 豊玉姫は、罔象女宮(貴船神社の奥宮)において瓊々杵尊が神上がられた48日の喪祭りを営み、一年祭も御饗をして神を祭られた。
 瓊々杵尊の一年祭を終えた紀元前898,625年、彦火々出見尊は、三穂津姫の孫・磯依姫を使者として豊玉姫に御歌を届け、豊玉姫は瑞穂の宮に登り、彦火々出見尊とともに暮らされることになった。

◆豊玉姫が瑞穂宮に戻った紀元前898,625年7月7日に、鴨建祗命に勅命が下った。

 それは、彦火々出見尊の12后の一人である三穂津姫の孫・磯依姫を妻にするようにという内容のものだった。
 三穂津姫の孫・磯依姫は、1年前に罔象女宮(貴船神社の奥宮)にいた豊玉姫に彦火々出見尊の御歌を届けられたことがあった。
 三穂津姫の孫・磯依姫は、鴨建祗命の妻になり、河合の館(河合神社がある)に共に住むようになった。

豊玉姫を養うために、瓊々杵尊から鴨建祗命が河合の国を賜った

紀元前489,645年の8月4日、火々出見尊と豊玉姫は大津シノ宮で神上がられた。

 火々出見尊の御尊骸は、気比神宮の土公に納められ、豊玉姫の御尊骸罔象女宮(貴船神社の奥宮)舟形石に納められた。

紀元前489,643年の夏、鵜葺草葺不合尊は、天照神から、「御祖天君」という讃え名をもらう。

 ちなみに、天照神は「御祖神大神」と讃えられている。

玉依姫は、紀元前178,625年ごろ、河合の館(河合神社がある)で誕生された。

 鴨建祗命と磯依姫は河合の館(河合神社がある)に住んで13鈴(72万年)経つが、子供ができなかった。
 それで、別雷神(賀茂別雷神社のことか)にお祈りされた。
 すると、その夜の夢に玉が現れ、すぐに子供ができたのでした。
 その子を玉より生まれた姫という意味で、玉依姫と名付けられた。
 玉依姫の誕生には、別雷神(賀茂別雷神社のことか)の力が加わっている。

玉依姫が生まれてから6万年経って、紀元前118,625年ごろ建祗命と磯依姫が神上がられる。

 玉依姫は、ご両親が神上がられたので、河合の神として祭り、喪祭りを行った。

西側にある3つの末社の諏訪社・小杜社・白鬚社〜十二単衣の着付け会から

3つの末社の諏訪社・小杜社・白鬚社

北側から

諏訪社:建御名方神
小杜社:水分神

白鬚社:猿田彦神

祭神構成の説明版

三井神社での十二単衣の着付けの実演会

三井神社での十二単衣の着付けの実演会

三井神社での十二単衣の着付けの実演会

三井神社での十二単衣の着付けの実演会

三井神社での十二単衣の着付けの実演会

賀茂御祖神社周辺

賀茂御祖神社周辺

葛野から比叡山