エレミヤ書 |「月の光」

12部族の回復預言と預言の書

 「創世記」(第17章7節、第49章)・申命記(第33章)・列王記T(第12章)・列王記U(第17章)・
 イザヤ書エレミヤ書エゼキエル書ホセア書アモス書ゼカリア書
<選民意識>出エジプト
<預言>ダニエル書ヨハネの黙示録

エレミヤ書に示される日本と思われる記述

〔41:01〕島々よ、わたしのもとに来て静まれ。国々の民よ、力を新たにせよ。進み出て語れ。互いに近づいて裁きを行おう。
〔41:02〕東からふさわしい人を奮い立たせ、足もとに招き国々を彼に渡して、王たちを従わせたのは誰か。この人の剣は彼らを塵のように弓は彼らをわらのように散らす。
〔41:03〕彼は敵を追い、安全に道を進み彼の足をとどめるものはない。
〔41:04〕この事を起こし、成し遂げたのは誰か。それは、主なるわたし。初めから代々の人を呼び出すもの初めであり、後の代と共にいるもの。
〔41:05〕島々は畏れをもって仰ぎ地の果てはおののき、共に近づいて来る。
〔41:06〕彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。
〔41:07〕職人は金工を励まし大鎚を振るう者は小鎚を使う者を励ます。ひとりが据え付けて、良しと言うとひとりは釘を打って動かないようにする。
 ここでは明らかに、祖国に帰ることよりも、その場所で神を崇めることが強調されています。預言を聞く対象は「島々」で、「一人のものを東から起こす」と語っています。
  ・・・・・・
 イスラエルから見て、東の島々とは、いったいどこを指しているのでしょうか?

『古代ユダヤの大預言』P32(小石豊、日本文芸社)



エレミヤ書の12部族回復の預言

〔03:18〕その日、ユダの家はイスラエルの家と合流し、わたしがあなたたちの先祖の所有とした国へ、北の国から共に帰って来る。
 預言は日本とユダヤ、2つの民族の回復を確実に示している。

『古代ユダヤの大預言』P237(小石豊、日本文芸社)

〔16:14〕見よ、このような日が来る、と主は言われる。人々はもう、「イスラエルの人々をエジプトから導き上られた主は生きておられる」と言わず、 〔16:15〕「イスラエルの子らを、北の国、彼らが追いやられた国々から導き上られた主は生きておられる」と言うようになる。わたしは彼らを、わたしがその先祖に与えた土地に帰らせる。
〔16:16〕見よ、わたしは多くの漁師を遣わして、彼らを釣り上げさせる、と主は言われる。その後、わたしは多くの狩人を遣わして、すべての山、すべての丘、岩の裂け目から、彼らを狩り出させる。 〔16:17〕わたしの目は、彼らのすべての道に注がれている。彼らはわたしの前から身を隠すこともできず、その悪をわたしの目から隠すこともできない。
 イスラエルを確立した出エジプトの出来事より、十部族の帰還のことの方を重視するようになる、と述べている。

『古代ユダヤの大預言』P86-87(小石豊、日本文芸社)

 エレミヤは出エジプトよりも、想定される十部族回復の方がもっと信仰告白の基調となるだろう、といっているのだ。
 「エジプトの国から上らせた主」ではなく「イスラエルの子らを散らされたすべての地方から上らせた主」というようになる。

『日本・ユダヤ連合超大国』P98(小石豊、光文社)

〔30:10〕わたしの僕ヤコブよ、恐れるなと 主は言われる。
  イスラエルよ、おののくな。
  見よ、わたしはお前を遠い地から お前の子孫を捕囚の地から救い出す。
  ヤコブは帰って来て、安らかに住む。
  彼らを脅かす者はいない。
〔30:11〕わたしがお前と共にいて救うと 主は言われる。
  お前が散らされていた国々を わたしは滅ぼし尽くす。
  しかし、お前を滅ぼし尽くすことはない。
  わたしはお前を正しく懲らしめる。
  罰せずにおくことは決してない。

『日本・ユダヤ連合超大国』P119(小石豊、光文社)

〔31:04〕おとめイスラエルよ 再び、わたしはあなたを固く建てる。再び、あなたは太鼓をかかえ 楽を奏する人々と共に踊り出る。
 イスラエルの回復。

『日本・ユダヤ連合超大国』P99(小石豊、光文社)

〔31:08〕見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し 地の果てから呼び集める。
 その中には目の見えない人も、歩けない人も 身ごもっている女も、臨月の女も共にいる。
 彼らは大いなる会衆となって帰って来る。
〔31:09〕彼らは泣きながら帰って来る。
 わたしは彼らを慰めながら導き 流れに沿って行かせる。
 彼らはまっすぐな道を行き、つまずくことはない。
 わたしはイスラエルの父となり エフライムはわたしの長子となる。
 イスラエルの回復。

『日本・ユダヤ連合超大国』P99(小石豊、光文社)

〔31:20〕エフライムはわたしのかけがえのない息子 喜びを与えてくれる子ではないか。彼を退けるたびに わたしは更に、彼を深く心に留める。彼のゆえに、胸は高鳴り わたしは彼を憐れまずにはいられないと 主は言われる。
 神もエフライムのことを思って泣く。

『古代ユダヤの大預言』P86-87(小石豊、日本文芸社)

『日本・ユダヤ連合超大国』P99(小石豊、光文社)

〔31:31〕見よ、わたしがイスラエルの家ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る、と主は言われる。 〔31:32〕この契約は、かつてわたしが彼らの先祖の手を取ってエジプトの地から導き出したときに結んだものではない。わたしが彼らの主人であったにもかかわらず、彼らはこの契約を破った、と主は言われる。 〔31:33〕しかし、来るべき日に、わたしがイスラエルの家と結ぶ契約はこれである、と主は言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの胸の中に授け、彼らの心にそれを記す。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。 〔31:34〕そのとき、人々は隣人どうし、兄弟どうし、「主を知れ」と言って教えることはない。彼らはすべて、小さい者も大きい者もわたしを知るからである、と主は言われる。わたしは彼らの悪を赦し、再び彼らの罪に心を留めることはない。
 神もエフライムのことを思って泣く。

『古代ユダヤの大預言』P86-87(小石豊、日本文芸社)

〔50:04〕その日、その時には、と主は言われる。
 イスラエルの人々が来る ユダの人々も共に。
 彼らは泣きながら来て 彼らの神、主を尋ね求める。
〔50:05〕彼らはシオンへの道を尋ね 顔をそちらに向けて言う。
「さあ、行こう」と。
 彼らは主に結びつき 永遠の契約が忘れられることはない。
 両民族の悔い改めが必要。

『日本・ユダヤ連合超大国』P100-101(小石豊、光文社)