12部族の回復預言と預言の書
創世記(第17章7節、第49章)・申命記(第33章)・列王記T(第12章)・列王記U(第17章)・
イザヤ書・エレミヤ書・哀歌(エレミヤ)・エゼキエル書・ホセア書・アモス書・ゼカリア書
<選民意識>出エジプト
<預言>ダニエル書・ヨハネの黙示録
<参考> 詩篇
<研究> 小石豊
イザヤ書・エレミヤ書・哀歌(エレミヤ)・エゼキエル書・ホセア書・アモス書・ゼカリア書
<選民意識>出エジプト
<預言>ダニエル書・ヨハネの黙示録
<参考> 詩篇
<研究> 小石豊
ヤコブによる12部族への祝福の前にエフライムとマナセへの祝福
アダム歴
http://www.chojin.com/keizu/age.htm
紀元前3123年6月29日未明の状態。
この円形の粘土板にはその名のとおり星図が描かれており、ふたご座・木星などの惑星と、アピンと名づけられた正体不明の矢印が書きこまれており、この天体配置があった日の明け方の5時30分ころに、4分半かけてアピンは地上に落下したという記述が残されていたという。
実際にアラン・ボンドの解析により、コンピューターでこの粘土板に記されている数千年前の夜空を再現したところ、「紀元前3123年6月29日未明」の状態であったと特定され、アピンの記述は典型的なアテン群小惑星の落下の記録であると結論付けた。
彼らによれば、この粘土板は、古代シュメール人による小惑星衝突の観測記録であり、それはオーストリア側のアルプス山脈にあるコフェルスで起こった天体衝突を記しているという。
このとき衝突した小惑星は直径が1.25km。
ギリシャ上空で大気圏に突入し、アルプス上空で爆発を起こしたという。
その威力は世界最大の核兵器の100倍であり、ツングースカに落ちた隕石の1000倍とも言われており、破片は900キロ上空にまで達し、大気圏に再突入し、地中海を越えて、ソドムとゴモラがあったとされる死海周辺にまで及んだとされる。
破片は摩擦熱を帯び、瞬間的に地表温度は400度まで上昇したとされるため、小惑星の破片が飛んできた地域にいた人々は、瞬時に焼け焦げ、跡形もなく消えたと思われている。
先の聖書の引用では、ロトの妻が塩柱になったと表現されているが、おそらく瞬時に焼け焦げて死海に並ぶ塩柱のような遺体が残ったのかもしれない。
http://www.chojin.com/keizu/age.htm
○ ニネヴェ遺跡で見つかった謎の石版が語ること。
ソドムとゴモラの滅亡の真相は小惑星衝突?紀元前3123年6月29日未明の状態。
http://enigma-calender.blogspot.jp/2014/02/sodom-gomorrah.html
この粘土板は紀元前700年頃にアッシリア人の書記官によって作られたとされ、発見されてから、150年以上にわたり謎のままだったが、アラン・ボンドとブリストル大学のマーク・ヘンプセルが、その謎を解明した。この円形の粘土板にはその名のとおり星図が描かれており、ふたご座・木星などの惑星と、アピンと名づけられた正体不明の矢印が書きこまれており、この天体配置があった日の明け方の5時30分ころに、4分半かけてアピンは地上に落下したという記述が残されていたという。
実際にアラン・ボンドの解析により、コンピューターでこの粘土板に記されている数千年前の夜空を再現したところ、「紀元前3123年6月29日未明」の状態であったと特定され、アピンの記述は典型的なアテン群小惑星の落下の記録であると結論付けた。
彼らによれば、この粘土板は、古代シュメール人による小惑星衝突の観測記録であり、それはオーストリア側のアルプス山脈にあるコフェルスで起こった天体衝突を記しているという。
このとき衝突した小惑星は直径が1.25km。
ギリシャ上空で大気圏に突入し、アルプス上空で爆発を起こしたという。
その威力は世界最大の核兵器の100倍であり、ツングースカに落ちた隕石の1000倍とも言われており、破片は900キロ上空にまで達し、大気圏に再突入し、地中海を越えて、ソドムとゴモラがあったとされる死海周辺にまで及んだとされる。
破片は摩擦熱を帯び、瞬間的に地表温度は400度まで上昇したとされるため、小惑星の破片が飛んできた地域にいた人々は、瞬時に焼け焦げ、跡形もなく消えたと思われている。
先の聖書の引用では、ロトの妻が塩柱になったと表現されているが、おそらく瞬時に焼け焦げて死海に並ぶ塩柱のような遺体が残ったのかもしれない。
〔第18章:1〕主はマムレのテレビンの木のかたわらでアブラハムに現れられた。それは昼の暑いころで、彼は天幕の入口にすわっていたが、 〔第18章:2〕目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。彼はこれを見て、天幕の入口から走って行って彼らを迎え、地に身をかがめて、 〔第18章:3〕言った、 「わが主よ、もしわたしがあなたの前に恵みを得ているなら、どうぞしもべを通り過ごさないでください。 〔第18章:4〕水をすこし取ってこさせますから、あなたがたは足を洗って、この木の下でお休みください。〔第18章:5〕わたしは一口のパンを取ってきます。元気をつけて、それからお出かけください。せっかくしもべの所においでになったのですから」。 彼らは言った、 「お言葉どおりにしてください」。 〔第18章:6そこでアブラハムは急いで天幕に入り、サラの所に行って言った、 「急いで細かい麦粉三セヤをとり、こねてパンを造りなさい」。 〔第18章:7〕アブラハムは牛の群れに走って行き、柔らかな良い子牛を取って若者に渡したので、急いで調理した。〔第18章:8〕そしてアブラハムは凝乳と牛乳および子牛の調理したものを取って、彼らの前に供え、木の下で彼らのかたわらに立って給仕し、彼らは食事した。 〔第18章9〕彼らはアブラハムに言った、 「あなたの妻サラはどこにおられますか」。 彼は言った、 「天幕の中です」。 〔第18章10〕そのひとりが言った、 「来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。その時、あなたの妻サラには男の子が生れているでしょう」。 サラはうしろの方の天幕の入口で聞いていた。 〔第18章11〕さてアブラハムとサラとは年がすすみ、老人となり、サラは女の月のものが、すでに止まっていた。 〔第18章12〕それでサラは心の中で笑って言った、 「わたしは衰え、主人もまた老人であるのに、わたしに楽しみなどありえようか」。 〔第18章13〕主はアブラハムに言われた、 「なぜサラは、わたしは老人であるのに、どうして子を産むことができようかと言って笑ったのか。 〔第18章14〕主にとって不可能なことがありましょうか。来年の春、定めの時に、わたしはあなたの所に帰ってきます。そのときサラには男の子が生れているでしょう」。 〔第18章15〕サラは恐れたので、これを打ち消して言った、 「わたしは笑いません」。 主は言われた、 「いや、あなたは笑いました」。 〔第18章16〕その人々はそこを立ってソドムの方に向かったので、アブラハムは彼らを見送って共に行った。 〔第18章17〕時に主は言われた、 「わたしのしようとする事をアブラハムに隠してよいであろうか。 〔第18章18〕アブラハムは必ず大きな強い国民となって、地のすべての民がみな、彼によって祝福を受けるのではないか。 〔第18章19〕わたしは彼が後の子らと家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公道とを行わせるために彼を知ったのである。これは主がかつてアブラハムについて言った事を彼の上に臨ませるためである」。 〔第18章20〕主はまた言われた、 「ソドムとゴモラの叫びは大きく、またその罪は非常に重いので、 〔第18章21〕わたしはいま下って、わたしに届いた叫びのとおりに、すべて彼らがおこなっているかどうかを見て、それを知ろう」。 〔第18章22〕その人々はそこから身を巡らしてソドムの方に行ったが、アブラハムはなお、主の前に立っていた。 〔第18章23〕アブラハムは近寄って言った、 「まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。 〔第18章24〕たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。 〔第18章25〕正しい者と悪い者とを一緒に殺すようなことを、あなたは決してなさらないでしょう。正しい者と悪い者とを同じようにすることも、あなたは決してなさらないでしょう。全地をさばく者は公義を行うべきではありませんか」。 〔第18章26〕主は言われた、 「もしソドムで町の中に五十人の正しい者があったら、その人々のためにその所をすべてゆるそう」。 〔第18章27〕アブラハムは答えて言った、 「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。 〔第18章28〕もし五十人の正しい者のうち五人欠けたなら、その五人欠けたために町を全く滅ぼされますか」。 主は言われた、 「もしそこに四十五人いたら、滅ぼさないであろう」。 〔第18章29〕アブラハムはまた重ねて主に言った、 「もしそこに四十人いたら」。 主は言われた、 「その四十人のために、これをしないであろう」。 〔第18章30〕アブラハムは言った、 「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしは申します。もしそこに三十人いたら」。 主は言われた、 「そこに三十人いたら、これをしないであろう」。 〔第18章31〕アブラハムは言った、 「いまわたしはあえてわが主に申します。もしそこに二十人いたら」。 主は言われた、 「わたしはその二十人のために滅ぼさないであろう」。 〔第18章32〕アブラハムは言った、 「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしはいま一度申します、もしそこに十人いたら」。 主は言われた、 「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう」。 〔第18章33〕主はアブラハムと語り終り、去って行かれた。 アブラハムは自分の所に帰った。 〔第19章:1〕そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、〔第19章:2〕言った、 「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。 彼らは言った、 「いや、われわれは広場で夜を過ごします」。 〔第19章3〕しかしロトがしいて勧めたので、彼らはついに彼の所に寄り、家にはいった。ロトは彼らのためにふるまいを設け、種入れぬパンを焼いて食べさせた。 〔第19章4〕ところが彼らの寝ないうちに、ソドムの町の人々は、若い者も老人も、民がみな四方からきて、その家を囲み、 〔第19章5〕ロトに叫んで言った、 「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。 〔第19章6〕ロトは入口におる彼らの所に出て行き、うしろの戸を閉じて、 〔第19章7〕言った、 「兄弟たちよ、どうか悪い事はしないでください。 〔第19章8〕わたしにまだ男を知らない娘がふたりあります。わたしはこれをあなたがたに、さし出しますから、好きなようにしてください。ただ、わたしの屋根の下にはいったこの人たちには、何もしないでください」。 〔第19章9〕彼らは言った、 「退け」。 また言った、 「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする。それで、われわれは彼らに加えるよりも、おまえに多くの害を加えよう」。 彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。 〔第19章10〕その時、かのふたりは手を伸べてロトを家の内に引き入れ、戸を閉じた。 〔第19章11〕そして家の入口におる人々を、老若の別なく打って目をくらましたので、彼らは入口を捜すのに疲れた。 〔第19章12〕ふたりはロトに言った、 「ほかにあなたの身内の者がここにおりますか。あなたのむこ、むすこ、娘およびこの町におるあなたの身内の者を、皆ここから連れ出しなさい。 〔第19章13〕われわれがこの所を滅ぼそうとしているからです。人々の叫びが主の前に大きくなり、主はこの所を滅ぼすために、われわれをつかわされたのです」。 〔第19章14〕そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、 「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。 しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。 〔第19章15〕夜が明けて、み使たちはロトを促して言った 「立って、ここにいるあなたの妻とふたりの娘とを連れ出しなさい。そうしなければ、あなたもこの町の不義のために滅ぼされるでしょう」。 〔第19章16〕彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた。 〔第19章17〕彼らを外に連れ出した時そのひとりは言った、 「のがれて、自分の命を救いなさい。うしろをふりかえって見てはならない。低地にはどこにも立ち止まってはならない。山にのがれなさい。そうしなければ、あなたは滅びます」。 〔第19章18〕ロトは彼らに言った、 「わが主よ、どうか、そうさせないでください。 〔第19章19〕しもべはすでにあなたの前に恵みを得ました。あなたはわたしの命を救って、大いなるいつくしみを施されました。しかしわたしは山まではのがれる事ができません。災が身に追い迫ってわたしは死ぬでしょう。 〔第19章20〕あの町をごらんなさい。逃げていくのに近く、また小さい町です。どうかわたしをそこにのがれさせてください。それは小さいではありませんか。そうすればわたしの命は助かるでしょう」。 〔第19章21〕み使は彼に言った、 「わたしはこの事でもあなたの願いをいれて、あなたの言うその町は滅ぼしません。 〔第19章22〕急いでそこへのがれなさい。あなたがそこに着くまでは、わたしは何事もすることができません」。 これによって、その町の名はゾアルと呼ばれた。 〔第19章23〕ロトがゾアルに着いた時、日は地の上にのぼった。 〔第19章24〕主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、 〔第19章25〕これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。 〔第19章26〕しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。 〔第19章27〕アブラハムは朝早く起き、さきに主の前に立った所に行って、 〔第19章28〕ソドムとゴモラの方、および低地の全面をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。 |
ヤコブによる12部族への祝福の前にエフライムとマナセへの祝福
〔48:01〕これらのことの後で、ヨセフに、 「お父上が御病気です」 との知らせが入ったので、ヨセフは二人の息子マナセとエフライムを連れて行った。 〔48:02〕ある人がヤコブに、 「御子息のヨセフさまが、ただいまお見えになりました」 と知らせると、イスラエルは力を奮い起こして、寝台の上に座った。 〔48:03〕ヤコブはヨセフに言った。 「全能の神がカナン地方のルズでわたしに現れて、わたしを祝福してくださったとき、 〔48:04〕こう言われた。 『あなたの子孫を繁栄させ、数を増やし あなたを諸国民の群れとしよう。 この土地をあなたに続く子孫に 永遠の所有地として与えよう。』 〔48:05〕今、わたしがエジプトのお前のところに来る前に、エジプトの国で生まれたお前の二人の息子をわたしの子供にしたい。 エフライムとマナセは、ルベンやシメオンと同じように、わたしの子となるが、 〔48:06〕その後に生まれる者はお前のものとしてよい。しかし、彼らの嗣業の土地は兄たちの名で呼ばれるであろう。 〔48:07〕わたしはパダンから帰る途中、ラケルに死なれてしまった。あれはカナン地方で、エフラトまで行くには、まだかなりの道のりがある途中でのことだった。わたしはラケルを、エフラト、つまり今のベツレヘムへ向かう道のほとりに葬った。」 〔48:08〕イスラエルは、ヨセフの息子たちを見ながら、 「これは誰か」 と尋ねた。 〔48:09〕ヨセフが父に、 「神が、ここで授けてくださったわたしの息子です」 と答えると、父は、 「ここへ連れて来なさい。彼らを祝福しよう」 と言った。 〔48:10〕イスラエルの目は老齢のためかすんでよく見えなかったので、ヨセフが二人の息子を父のもとに近寄らせると、父は彼らに口づけをして抱き締めた。 〔48:11〕イスラエルはヨセフに言った。 「お前の顔さえ見ることができようとは思わなかったのに、なんと、神はお前の子供たちをも見させてくださった。」 〔48:12〕ヨセフは彼らを父の膝から離し、地にひれ伏して拝した。 〔48:13〕ヨセフは二人の息子のうち、エフライムを自分の右手でイスラエルの左手に向かわせ、マナセを自分の左手でイスラエルの右手に向かわせ、二人を近寄らせた。 〔48:14〕イスラエルは右手を伸ばして、弟であるエフライムの頭の上に置き、左手をマナセの頭の上に置いた。つまり、マナセが長男であるのに、彼は両手を交差して置いたのである。 〔48:15〕そして、ヨセフを祝福して言った。 「わたしの先祖アブラハムとイサクが その御前に歩んだ神よ。 わたしの生涯を今日まで 導かれた牧者なる神よ。 〔48:16〕わたしをあらゆる苦しみから 贖われた御使いよ。 どうか、この子供たちの上に 祝福をお与えください。 どうか、わたしの名と わたしの先祖アブラハム、イサクの名が 彼らによって覚えられますように。 どうか、彼らがこの地上に 数多く増え続けますように。」 〔48:17〕ヨセフは、父が右手をエフライムの頭の上に置いているのを見て、不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。 〔48:18〕ヨセフは父に言った。 「父上、そうではありません。これが長男ですから、右手をこれの頭の上に置いてください。」 〔48:19〕ところが、父はそれを拒んで言った。 「いや、分かっている。わたしの子よ、わたしには分かっている。この子も一つの民となり、大きくなるであろう。しかし、弟の方が彼よりも大きくなり、その子孫は国々に満ちるものとなる。」 〔48:20〕その日、父は彼らを祝福して言った。 「あなたによって イスラエルは人を祝福して言うであろう。 『どうか、神があなたを エフライムとマナセのように してくださるように。』」 彼はこのように、エフライムをマナセの上に立てたのである。 〔48:21〕イスラエルはヨセフに言った。 「間もなく、わたしは死ぬ。だが、神がお前たちと共にいてくださり、きっとお前たちを先祖の国に導き帰らせてくださる。 〔48:22〕わたしは、お前に兄弟たちよりも多く、わたしが剣と弓をもってアモリ人の手から取った一つの分け前(シェケム)を与えることにする。」 |
『日本・ユダヤ連合超大国』P87(小石豊、光文社)
ヤコブによる12部族への祝福
〔49:01〕ヤコブは息子たちを呼び寄せて言った。 「集まりなさい。わたしは後の日にお前たちに起こることを語っておきたい。 〔49:02〕ヤコブの息子たちよ、集まって耳を傾けよ。お前たちの父イスラエルに耳を傾けよ。 〔49:03〕ルベンよ、お前はわたしの長子 わたしの勢い、命の力の初穂。気位が高く、力も強い。 〔49:04〕お前は水のように奔放で 長子の誉れを失う。 お前は父の寝台に上った。 あのとき、わたしの寝台に上り それを汚した。 〔49:05〕シメオンとレビは似た兄弟。 彼らの剣は暴力の道具。〔49:06〕わたしの魂よ、彼らの謀議に加わるな。 わたしの心よ、彼らの仲間に連なるな。 彼らは怒りのままに人を殺し 思うがままに雄牛の足の筋を切った。 〔49:07〕呪われよ、彼らの怒りは激しく 憤りは甚だしいゆえに。 わたしは彼らをヤコブの間に分け イスラエルの間に散らす。 〔49:08〕ユダよ、あなたは兄弟たちにたたえられる。 あなたの手は敵の首を押さえ 父の子たちはあなたを伏し拝む。〔49:09〕ユダは獅子の子。 わたしの子よ、あなたは獲物を取って上って来る。 彼は雄獅子のようにうずくまり 雌獅子のように身を伏せる。 誰がこれを起こすことができようか。 〔49:10〕王笏はユダから離れず 統治の杖は足の間から離れない。 ついにシロが来て、諸国の民は彼に従う。 〔49:11〕彼はろばをぶどうの木に 雌ろばの子を良いぶどうの木につなぐ。 彼は自分の衣をぶどう酒で 着物をぶどうの汁で洗う。 〔49:12〕彼の目はぶどう酒によって輝き 歯は乳によって白くなる。 〔49:13〕ゼブルンは海辺に住む。 そこは舟の出入りする港となり その境はシドンに及ぶ。〔49:14〕イサカルは骨太のろば 二つの革袋の間に身を伏せる。 〔49:15〕彼にはその土地が快く 好ましい休息の場となった。彼はそこで背をかがめて荷を担い 苦役の奴隷に身を落とす。 〔49:16〕ダンは自分の民を裁く イスラエルのほかの部族のように。 〔49:17〕ダンは、道端の蛇 小道のほとりに潜む蝮。馬のかかとをかむと 乗り手はあおむけに落ちる。 〔49:18〕主よ、わたしはあなたの救いを待ち望む。 〔49:19〕ガドは略奪者に襲われる。 しかし彼は、彼らのかかとを襲う。〔49:20〕アシェルには豊かな食物があり 王の食卓に美味を供える。 〔49:21〕ナフタリは解き放たれた雌鹿 美しい子鹿を産む。 〔49:22〕ヨセフは実を結ぶ若木 泉のほとりの実を結ぶ若木。 その枝は石垣を越えて伸びる。〔49:23〕弓を射る者たちは彼に敵意を抱き 矢を放ち、追いかけてくる。 〔49:24〕しかし、彼の弓はたるむことなく 彼の腕と手は素早く動く。 ヤコブの勇者の御手により それによって、イスラエルの石となり牧者となった。 〔49:25〕どうか、あなたの父の神があなたを助け 全能者によってあなたは祝福を受けるように。 上は天の祝福 下は横たわる淵の祝福 乳房と母の胎の祝福をもって。 〔49:26〕あなたの父の祝福は 永遠の山の祝福にまさり 永久の丘の賜物にまさる。 これらの祝福がヨセフの頭の上にあり 兄弟たちから選ばれた者の頭にあるように。 〔49:27〕ベニヤミンはかみ裂く狼 朝には獲物に食らいつき 夕には奪ったものを分け合う。」〔49:28〕これらはすべて、イスラエルの部族で、その数は十二である。 これは彼らの父が語り、祝福した言葉である。父は彼らを、おのおのにふさわしい祝福をもって祝福したのである。 〔49:29〕ヤコブは息子たちに命じた。 「間もなくわたしは、先祖の列に加えられる。わたしをヘト人エフロンの畑にある洞穴に、先祖たちと共に葬ってほしい。 〔49:30〕それはカナン地方のマムレの前のマクペラの畑にある洞穴で、アブラハムがヘト人エフロンから買い取り、墓地として所有するようになった。 〔49:31〕そこに、アブラハムと妻サラが葬られている。そこに、イサクと妻リベカも葬られている。そこに、わたしもレアを葬った。 〔49:32〕あの畑とあそこにある洞穴は、ヘトの人たちから買い取ったものだ。」 〔49:33〕ヤコブは、息子たちに命じ終えると、寝床の上に足をそろえ、息を引き取り、先祖の列に加えられた。 |
シロとはメシアのこと。
『日本・ユダヤ連合超大国』P87(小石豊、光文社)
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